
(※画像はイメージです)
VIO脱毛を自宅で手軽にできる家庭用脱毛器は人気ですが、デリケートで皮膚が薄いVIOゾーンは、他の部位に比べて取り扱いが難しく、当て方を間違えると肌トラブルや効果半減につながります。
「VIOにどうやって当てればいいの?」「痛みが不安…」と感じている方も多いでしょう。
この記事では、家庭用脱毛器を使ってVIO脱毛を安全かつ効果的に進めるための正しい手順、当て方のコツ、そして部位ごとの注意点を徹底的に解説します。
安全性を最優先し、理想のセルフVIO脱毛を成功させましょう。
VIO脱毛を始める前の準備と安全対策
施術の効果を高め、肌トラブルを防ぐために、事前の準備は欠かせません。
- パッチテストを必ず行う:
VIOゾーンは皮膚が薄く敏感です。
まずはVラインの端など目立たない部分に照射し、24時間以上おいて赤みやかゆみが出ないかを確認してから本格的な施術に移りましょう。 - 事前の自己処理:
光やレーザーは毛のメラニンに反応するため、毛抜きやワックスは厳禁です。
施術前日までに、必ず電気シェーバーで毛を剃り、毛の断面を表面に出しておきます。
毛の長さは0.5mm〜1mm程度が理想です。 - 肌を清潔に保つ:
施術前は、汗や皮脂、汚れをきれいに洗い流しましょう。
ただし、ボディクリームやオイルは光を遮ってしまうため、施術直前には何も塗らないようにしてください。 - 保冷剤で冷却する:
VIOは痛みに敏感なため、照射する直前に保冷剤などでしっかりと冷却しておくと、痛みを軽減できます。
VIO部位別!正しい脱毛器の当て方と手順
VIOはそれぞれ形状が異なるため、部位に合わせた当て方のコツが必要です。
- Vライン(正面)の当て方: 最も範囲が広く、デザインを調整しやすい部分です。
- コツ: 鏡で毛の生え方を確認し、照射漏れがないよう少しずつ重ねて照射します。理想の形(逆三角形、Iラインなど)を決めて、そのラインからはみ出した部分を重点的に処理しましょう。
- Iライン(股間・粘膜周り)の当て方: 皮膚が非常に薄く、粘膜に近いデリケートな部分です。
- コツ: 皮膚を指で軽く引っ張り、シワやたるみを伸ばして平らにしてから照射します。ノズルの端が粘膜に当たらないよう細心の注意を払い、粘膜部分への照射は避けましょう。
- Oライン(肛門周り)の当て方: 自分では見えにくく、もっとも難しい部分です。
- コツ: 小さな手鏡を床に置き、しゃがむなどして身体をひねり、反射させて確認しながら慎重に行います。肛門の穴から少し離れた部分に、少しずつ照射しましょう。
痛みを最小限に抑えるための出力調整
痛みが不安で継続できないと意味がありません。VIOでは、必ず低めの出力から始めましょう。
- 最初は必ず最低レベルから: 機種にもよりますが、最初は必ず最低レベル(レベル1など)から照射し、肌の反応や痛みの程度を確認します。
- 徐々にレベルアップ: 痛みや赤みなどのトラブルがなければ、2回目以降に少しずつレベルを上げていきます。決して無理をせず、耐えられるレベルで継続することが大切です。
- VIO専用モードの活用: 一部の高性能な脱毛器には、VIOなどデリケートゾーン専用の低刺激モードが搭載されています。不安な場合は、そのモードを活用しましょう。

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照射時の「重ね打ち」は絶対に避ける
早く効果を出したいからといって、同じ場所に何度も照射する「重ね打ち」は厳禁です。
- 火傷のリスク: 重ね打ちは、同じ場所に過度な熱を集中させることになり、火傷や強い赤み、色素沈着の原因となります。
- 正しい照射方法: 照射口を肌に密着させたら、一回照射するごとに照射口を少しずらし、照射漏れがないように隙間なく埋めていくのが正しい手順です。
まとめ:安全と継続こそがセルフ脱毛成功の鍵
家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛は、手軽で魅力的ですが、安全性への配慮が何よりも重要です。
この記事で解説した正しい当て方や事前の冷却を徹底し、決して無理をせず、「痛くない範囲の出力で継続する」ことを最優先にしましょう。
焦らず、計画的に進めることが、セルフVIO脱毛成功への最も確実な道です。


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